竹かごのお手入れ

竹 カゴ 籠 カビ

竹製品は梅雨時期に注意が必要ですよ! 特に茶碗かご、ランドリーバスケット、脱衣カゴ、それに竹箸なども。 もうそろそろ竹かごに何やらふんわりした白い物を見つけて愕然としている主婦の方が増えてくる頃です。値段も結構したのに、、と悲鳴の方もおられるかも。ネットで情報を探して回ってここにたどり着いた方もおられるでしょう。
大丈夫、あなたの手抜き家事が原因ではないです。
昔の人のようには竹製品に触れてきていないから、大事なところを見落としているのです。
残念ながら、ふわふわしたそれはおそらくカビです。そう、カビ!です。
最初に言っておきましょう。竹製品に生じるカビはほぼ無害のようです。でも気分が悪いですよね。

カビが発生しないようにするには

カビの発生には湿度と温度のバランスが関係しています。 大体ですが、湿度70%以上、温度20℃以上で急激に増殖して、目に見えるようになります。竹製品にカビが生じやすいのはタケノコの美味しさである旨味が理由なのです。デンプン、糖分を栄養にして湿度・温度の条件が揃った時に発生するのです。ではどうするか。

乾かすだけです。

この時期はとにかく乾燥を心がけて下さい。日中は竹かごを日向ぼっこさせてください。自動車の車内はかなり乾燥には良い条件ですが、やり過ぎ感もありますのでほどほどに。
茶碗かごや竹箸などは複数を順番に完全に乾燥させながら使い回すのが基本です。

もうカビが出てしまったあなたに

カビが発生してしまいましたか。ではやっつけましょう!

程度が軽いものなら、アルコールで拭き取ります。と言っても編み目が邪魔で上手く拭き取れないかもしれません。安い小さなスプレーを入手してアルコールを吹き付け拭き取ります。このときのアルコールは濃度の高いものを使います。(残念ながら結構高い。500mlで700円〜1200円、店によって随分違う事がある) 。洗浄が済んだら完全に乾燥させましょう。その後は上記の注意事項に気をつけてこの季節だけを乗り切れば大丈夫です。

気づくのに時間が掛かった場合、色のあるカビが生じているかもしれません。この場合は重症かも。若干色が残るかもしれませんが、洗浄すれば気にならない程度になるでしょう。アルコールで取れない場合は薄めた漂白剤を使います。底部分などで試してからにします。竹素材自体も漂白されるて色が変わる可能性もあります。また他素材のパーツなどにかからないように注意しながら洗浄します。編み目の掃除は使い古しの歯ブラシが有効です。

アルコール、漂白剤などの使用時は戸外でやりましょう。

バスケット、バッグなどはカビは発生しにくいですが、保管状態が良好でないとカビの発生の可能性はあります。
基本は腰より低いところに保管しないことです。湿気は低いところ溜まります。竹製品の保管はできるだけ高いところがいいですよ。

やっぱり、安心は日本製だね

僕らが作る竹製品に使う竹は冬の11月、12月の時期に伐られた竹を素材としています。これは製竹業者さんの昔から伝統的なしきたりです。そしてこれはカビや虫の予防のためなのです。僕らカゴの作り手は一年分をこの時期に用意しておくのです。
ところが外国産の竹製品に使われている竹の伐り時期は分かりません。食品にさえ気をつかわない国であれば、切り時期など気にもしないでしょう。見た目では分からないからです。
安心してお使いいただける大分県産の竹かごをどうぞよろしくお願いいたします。 (カビが発生しないという意味ではありません。。)